10年近い昔のことだが長女が小6の頃、夏休みの自由研究で戦争を調べたいと言うので、大刀洗平和記念館へ。
大刀洗平和記念館には零戦を始め、様々な資料の展示があり、子供にも分かりやすいアニメの上映も行われている。
そのアニメを見ている最中、娘から驚きの言葉が
娘『これって明治時代?』
私『はぁ!?嘘やろ!?』
娘『江戸~?』
私は愕然とした。
※ 娘の名誉のために言っておくが、娘は当時から成績優秀で、その後県内でも屈指の進学校に入ることとなる。
それもそのはず。
私の小学生時代、夏休みの8月6日は登校日が設けられていて平和授業を6年間受けることで、昭和初期に起こった戦争がどのようなものであったか、ある程度は否応なしに知識として身に付くこととなる。
現在の小学生には(日本全国一緒!?)夏休みの出校日というものが存在しない。
必然的に平和授業が行われることもなく、戦争は遥か昔のコトとして成長していくことになる。
10年も昔のことを何故突然思い出したかというと、昨日小学生の息子と戦争の話になり、
息子『アメリカとは同盟結んどるけん日本と戦争せんし!』
私『じゃあ誰が原爆落としたん?』
息子『ゲンバクって何?』
お前もかーーー!
例のごとく息子も成績は悪くない。
娘も大学受験時に日本史と世界史を選択していたため当然今は知っているわけだが、戦争体験者も少なくなっていき、このままでは戦争を知らない子供が増えていくのは間違いない。
このままでいいのかニッポン!
とりあえず親が伝えていくしかないな~。
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