太宰府天満宮 ~ 裏スポット天開稲荷社

観光

太宰府天満宮 ~ 奥に隠れたパワースポットもご紹介 ~

太宰府天満宮は、福岡県太宰府市宰府(さいふ)にある神社。
菅原道真(菅原道真公、菅公)を祭神として祀る天満宮の一つ(天神様のお膝元)。
初詣の際には九州はもとより日本全国から毎年200万人以上、年間にすると850万人以上の参詣者がある。
現在、京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社とされ、また菅公の霊廟として篤く信仰されている。
※Wikipediaより

福岡人であれば、中学三年時、高校三年時に合格祈願と称し、大晦日から元旦に掛けて大勢で夜遊びに出かける神社ですが、私も受験の度に合格祈願に訪れ、見事高校、大学(第一志望は、、、)に合格しました。

そんな太宰府天満宮ですが、福岡では数少ない、ザ・観光地として、休日はもちろん平日も多くの観光客、修学旅行生で溢れています。

少し前までは外国人で溢れかえっていましたが、現在はコロナの影響で全体的に日本人観光客さえも少なめですが、徐々に観光客も戻ってきています。

※ お正月、七五三の時期は尋常じゃないぐらいの人で溢れるので、観光の際はこの時期は外すのをお勧め致します。

駅 ~ 参道

太宰府駅は平安時代の建物のようなオシャレな駅舎となっています。

駅から直接参道につながっており、昼間は自動車は通行止めとなっています。

徐々に人が戻りつつありますが、まだまだ今は人は少なめです。

参道には名物の梅ヶ枝餅屋、お土産屋さんが軒を連ねています。

参道を抜けると、入り口の鳥居が見えてきます。

本殿へ

本殿へ向かう途中、心字池に掛かる赤い欄干の橋を3つ渡るのですが、この橋を渡るときにはルールがあります。

1つ目の橋は過去を表します。
振り返ってはいけません。未来を見据え、しっかり前を向いて渡りましょう。

2つ目の橋は現在を表します。
立ち止まらないで渡り切りましょう。

3つ目の橋は未来を表します。
つまづかないように渡りましょう。

また、この橋は反対から渡ってはいけないと言われています。
帰りは池を迂回するルートがあるのでそちらを通りましょう。

橋を抜けると、手水舎、楼門が見えてきます。

楼門をくぐるといよいよ本殿です。

本殿に到着しました。

本殿は2022年5月現在、漆塗り補修中です。

多くの人はここで、お祈りをしてから、絵馬を書いて、おみくじを引いたらそのまま引き返してしまうのですが、せっかく来たのにそれではもったいないのでまだまだ突き進みます。

但し、ここからは少々ハードな道のりになりますので、足腰に自信の無い方はここで引き返した方が無難かもしれません。

パワースポット 天開稲荷社 ~ 開運・商売繁盛の神様 ~ 

本殿向って右側の絵馬記入所を抜けます。

絵馬記入所を抜けると天開稲荷社の案内が出てきます。

この案内板。
すぐそこに天開稲荷社があるような雰囲気を醸し出していますが、ここからそこそこ距離があります。

先ほどの案内板からしばらく進むとまた案内板が出てきます。

この案内板の近辺にはお食事処やお茶屋さんがあります。

ここまで、距離はありますが、平坦な道なのでご老人と一緒に観光される方はここでご老人には休憩してもらっておくのも手ですが、ここまでも結構な距離がありますので、本殿でご老人は引き返してもらって、参道でお茶でもして待ってもらっておく方が無難と思います。

お茶屋さんを抜けると坂道が始まります。

坂道を抜けるとたくさんの旗が立っており、いよいよ階段が始まります。
お稲荷さんらしく、たくさんの鳥居が出迎えてくれます。

上り切ったと思ったらすぐに次の階段が見えます。

いよいよ最後ですが、最後に一番きつい階段が待ち受けています。
既に足はパンパンです。

到着しました。
日頃の運動不足がたたり、膝が笑っています。

天開稲荷社 御由緒
御祭神 宇迦之御魂神
この天開稲荷社は鎌倉末期に京都の伏見稲荷退社からの御分霊を御遷ししてお祀り申し上げたお社です。
御祭神宇迦之御魂神は須佐之男命の御子神であり人々の生命の根源である食物とくに稲の生長を守護する神さまであります。
社名にも由来するように、古来よりかれたおとされ、五穀豊穣、商工業の発展、さらには人々に開運と幸福をもたらす神として広く信仰されています。
毎月一日には月次祭を斎行し崇敬者の皆様方の御平安と御多幸を祈念致しております。皆様方のご参拝をお待ち申し上げています。
太宰府天満宮末社 天開稲荷社

おまもり、おふだ、おみくじがありますが、ここまで毎日通っていらっしゃるのでしょうか?

お祈りを済ませ、椅子があるので少し休憩。

では行きましょう、、、、、

まだ奥があります。。。。。

もちろん階段です。
気の抜けた顔をしていたのでしょう。
めっちゃ睨まれてます。

しかし、ご安心を。この階段は20段程度で少し上がるとゴールです。

上り切ると祠のようなものがあります。
ここにお参りをして今回の目的は達成です。
もうパワーが満ち溢れています。
このパワーを利用して来た道を帰りましょう!

謎のトンネル

本殿から天開稲荷社への道中、左に抜ける道があり、そちらを抜けると何やらトンネルが出てきます。

かなりヤバい雰囲気が漂っており、入ると豚になって戻ってこれそうにないので引き返します。。。

と、いうのはもちろん冗談で、『宝満宮 参拝隧道』というもので、福岡の名士麻生太吉(麻生太郎氏の曾祖父)が作成したトンネルで、こちらを抜けると、あの漫画に乗っかって有名になり、参拝客が激増した竈門神社に行くことができます。

このトンネル、竈門神社に関してはまた別の機会に。

このトンネル、竈神社に関してはまた別の機会に。

太宰府天満宮 その他のスポット

本殿の裏側のパワースポット
ここを参拝することで運気が爆上がりです。
本殿を参拝した後はこちらも忘れずに参拝しましょう。

「梅の種」納め所
古来より、天神様が宿ると言い伝えられております梅の種を粗末にならぬように納める所です。
天保十五年(一,八四四)正月建立

宝物殿
手水舎の裏手にあり、国宝の翰苑、重要文化財の毛抜形太刀、古文書、菅公像、境内図、祭祀具、古書籍など、さまざまな大切な文化財を保存、公開しています。
料金は一般500円、大学生・高校生200円、中学生・小学生100円となっています。

だざいふ遊園地
宝物殿の裏手にだざいふ遊園地があります。
福岡市近郊(主に南側)で育った人たちはかなり行ったことある方が多いと思います。
私もおそらく初めていった遊園地が太宰府遊園地です。
「ある意味世界一怖い」と言われるジェットコースターがあります。

他にも太宰府天満宮内には様々なスポットがあるのでぜひ見つけてみてください。

お土産

梅ヶ枝餅

太宰府といえばなんといっても名物梅ヶ枝餅。
福岡では誰かが太宰府に行くと大抵お土産として買ってきてくれます。
しかし!現地で食べる焼きたては全く別物です。
是非、お土産とは別に現地で焼きたてをご賞味ください。

おすすめの店舗

かさの家
一番人気でいつも行列ができています。

寺田屋
奥に庭園があり、景色を眺めながらゆっくりすることができます。

松屋
薩摩藩の定宿だったお店。
展示もありますので薩摩ファンの方は是非。
こちらも奥にキレイな庭がありゆっくりすることができます。

えとやの梅の実ひじき

しそ梅が入ったひじき。ご飯にかけると美味。
おみやげとしてとても喜ばれます。

合格はちまき

受験生にはなんといってもこれでしょう。
真ん中に梅の花があしらわれた太宰府合格はちまき
私も高校受験の時に買ってもらい部屋に飾ってました。

グルメ

ラーメン

一蘭
もはや全国にあるのでわざわざここで食べる必要があるかはわかりませんが、合格どんぶり、合格麺(2倍の長さ)が採用されおり、一味違ったプレミアムな店舗になっています。

暖暮
元々私の家の近所にあり、行列すらない店でしたが、2002年、突然「九州ラーメン総選挙」で第一位を受賞し、福岡のラーメン好きをざわつかせました。あれから20年、未だその看板を掲げ、その栄光にすがっています。
一時はどこの店舗も大行列でしたが、最近はどこも割とすんなり入れます。
少しディスったような書き方になってしまいましたが、おいしいお店です。
2階のカレーショップインダスも有名なお店です。

麵や兼虎

福岡で人気のつけ麵屋。
以前はこの場所に『おいげん』というラーメン店があったのですが、麵や兼虎と合併し現在の店舗になりました。

揚子江の豚まん
北九州の揚子江の豚まんのお店です。
豚まんとか食べ歩きにもってこいな雰囲気ですが、食べ歩きのつもりで買っても巨大で肉汁があふれ出るので悪戦苦闘しながら立ち止まって食べるハメになります。
向かいの太宰府館という施設があり、外にはベンチ、2階にはテーブルがあるのでここで休憩してゆっくり食べるのがおすすめです。

DSC_1608

スターバックス 太宰府天満宮表参道店
建築家 隈研吾氏により「自然素材による伝統と現代の融合」というコンセプトをもとに設計されました。
店舗の入口から店内にかけて、伝統的な木組み構造を用いた特徴あるデザインになっています。
太宰府屈指のインスタ映えスポットとして人気です。

太宰府天満宮周辺の観光スポット

九州国立博物館

観世音寺

大宰府政庁跡

坂本八幡宮

太宰府展示館

竈門神社

水城(みずき) 続日本100名城 182

大野城(大野城) 日本100名城 86

岩屋城跡

高橋紹運公の墓所

太宰府は歴史の町であるため、たくさんの観光スポットがありますが、どこも太宰府天満宮から少々離れたところばかりです。
太宰府を満喫したい方はレンタカーをご検討ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました